通貨ペアとは

通貨ペアとは

FXは外国為替証拠金取引と呼ばれていますが、簡単に言うと、異なる国の通貨を交換する取引の事です。

 

FXで交換が可能な通貨ペアはいくつかあります。メインとなる通貨ペアはそれほど多くないので、しっかり覚えておきましょう。まずは日本円、そして、米ドル、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、この8種類の通貨を覚えておけば問題ありません。

 

また、FXでは通貨ペアを「/(スラッシュ)」で区切って表します。
例えば、「円/ドル」や「円/ポンド」といった具合にですね。

 

上記の例だと、「ドルを売って円を買う」、「ポンドを売って円を買う」というように、右側の通貨を売って左側の通貨を買うという意味になります。FXの決まりごとみたいなものですから、覚えておいてくださいね。

 

この通貨ペアの組み合わせは日本円以外の組み合わせも可能です。「ドル/ポンド」や「ドル/ユーロ」などですね。この場合は「ポンドを売ってドルを買う」「ユーロを売ってドルを買う」という意味になります。

 

通貨ペアの組み合わせは少なく見積もっても100種類以上になりますが、現実問題として、メインとなる通貨ペアは限られてきますので、それ以外の通貨ペアはあまり気にする必要はありません。なぜなら、取引が少ない通貨ペアは値動きしにくく、あまりメリットがないのです。

 

この事はFX業者を選ぶ際にも重要になってきます。FX業者によって、取り扱いしている通貨ペアが異なるからです。いざ口座開設したら、取引したい通貨ペアがなかったという事もあり得るのです。

 

とはいえ、FX初心者はまず円とドルの通貨ペアからスタートする事が多いので、ある程度FXに慣れてきたらという事で予備知識として覚えておいて下さい。ニュースの為替相場でもドルと円の通貨ペアは必ずと言っていいほど取り上げられるので、初心者にはもってこいの通貨ペアだと言えるでしょう。