FXとは

FXとは

ここ数年でFXという言葉もだいぶ身近に感じるようになりました。
そもそもFXとはForeign Exchangeの略であり、日本語に翻訳すると外国為替証拠金取引となります。

 

外国為替証拠金取引と聞いてもピンと来ないかもしれませんので、言葉を区切りながら見て行きましょう。為替というのは、本来何かと何かを交換する事を指します。

 

日々の経済ニュースを見ていると、「今日の為替相場は1ドル123円です。」などと話しているニュースキャスターをよく見かける事がありますよね。
これは今日1ドルを日本円と交換するためには123円が必要だという事なんです。

 

つまり、外国為替というのは外国の通貨と日本の通貨である円を交換する事を意味しているのです。

 

次に証拠金取引について見ていきましょう。
証拠金と呼ばれる手付金を元に取引を行う事が証拠金取引です。外国為替証拠金取引を行うためには、FX専用の口座が必要です。この口座に証拠金を預けるとFX取引が可能になるのです。

 

現在、FXが人気となっている大きな理由は少ない元手でもレバレッジを利用して大きな取引ができるからです。レバレッジとは小さい力で大きな物を動かす「てこの原理」の事だと考えて下さい。FX取引ではレバレッジの設定次第で証拠金の数倍、最大で数百倍の取引が容易にできてしまいます。

 

具体的な例を挙げてみましょう。
FX取引でレバレッジを100倍に設定したとします。仮に10万円の証拠金を預けたとすると、10万円×100倍で1000万円分の取引が可能になるのです。

 

ただし、FXにおける取引はこうしたメリットばかりではありません。
取引金額が大きくなるという事は、必然的に取引した結果の利益と損失もレバレッジの分だけ大きくなるという事なのです。

 

FX初心者は利益が出ている時は気づかないかもしれませんが、損失を出した場合は証拠金以上の金額を失うリスクがあるという事を覚えておいて下さい。

 

最後にFX取引の流れについて簡単に説明します。
FX取引では「新規注文」、「取引成立」、「決済注文」、「利益確定」という順番で取引が行われますが、「新規注文」は先ほど説明した為替相場の動向を目安にしながら行う事になります。